必要不可欠な4種類の情報 

成功するLPの大前提は、「お客様の求めている情報がしっかりと掲載されていること」

ランディングページの原稿と構成を考える際、最も重要視しなければいけないのが、「まずはお客様の求めている情報をしっかりと掲載すること」だと考えています。

改めてそう言われてみると何も特別な事ではなく当たり前に感じるかもしれませんが、実は失敗しているランディングページの大部分が、この大原則を守れていません。

お客様の求めている情報の掲載せずに、表面をなぞっただけの小手先のコピーライティングテクニックや、無意味に購買意欲を刺激するような誇大広告のような表現にこだわったりしてしまうのです

いくら「すごくいい商品なので、今すぐ買ってほしい」と自信を持って売り込みをしたところで、

 どんな会社や人が作った商品なのかわからない。(会社情報)

 そもそもどうやって購入したらいいのかわからない。(購入方法)

 電話番号も記載があるのに、受付時間の記載がない。(営業時間)

 注文したらいつ届くのか書いていない。(お届け日)

 クレジットカードが使えるのか、配送会社が選べるのかがわからない。(支払方法・配送方法)

といった、そもそも上記のような基本的な情報が欠けていると、その場で購入や申込みに至る可能性は極端に少なくなります。

要するに、基本的な情報が欠損しているランディングページだと、せっかく商品に興味関心を持ってくれたのにもかかわらず、購入を検討している人の小さな疑問点や不明点に答えていないばっかりに、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性が高いのです

もちろん、セールスのために必要なコピーライティングの原則や、自然に成約に至る流れについて追求することは大変重要です。

ですが、そのような演出をする前に、まずはお客さんが欲している情報を事前に揃えておくと、ランディングページ制作で成功する確率は飛躍的に高まります。

そこで、このページではランディングページに必要な4種類の情報について、それぞれのカテゴリー別にまとめてみました。

1.商品情報(Product)=コンセプトや機能

これは、実際に販売する商品やサービスに関する基本的な情報です。

●商品コンセプト
●商品のメリット
●開発ストーリー
●開発者(企画者)
●商品の機能(成分)
●他の競合商品との違い

といったものが挙げられます。

LP上でセールスという視点はひとまず置いておいて、純粋にあなたが販売したい商材の機能性や具体的な魅力について一度書き出してみましょう。

なぜこういった商品情報が大切なのかというと、ユーザーに自分たちの商品を購入してもらうための「判断材料」を与えるためです。

初めてユーザーがあなたの作ったランディングページを見た時、彼らはあなたの商品について何も知りません。

だからこそ、もっとあなたの商品を知りたいと考えているユーザーに向けて、まずは基本的な商品情報が掲載されている必要があります。

ユーザーが自分自身を納得させるための判断材料が欲しいのにも関わらず、「今すぐ買って」とか「限定です」といくら煽ったところで、そのランディングページから商品を購入することはまずないと思ってください。

2.価格情報(Price)

ランディングページで商品を販売するにあたり、価格に関する情報を用意しておくことは重要です。

価格情報は、お客さんにとって自社の商品を他の競合と比較してもらう上で、最重要項目になるからです。

具体的な項目としては、

●商品価格
●キャンペーン価格
●販売方法(→セット・初回限定無料)
●返金保証

といったものが挙げられます。

「商品の価格をはっきり提示する」というのは、そんなの当たり前だと感じるかもしれませんが、失敗するランディングページには意外とよく見られる事例です。商品情報と価格をしっかり明記しない限り、ユーザーはいくら払って何を受け取れるのか、理解することができません。

価格が明確に決まっていないのにも関わらず、「買ってください!」といくらアピールしたところで、誰も買わないというのは想像するに難くないでしょう。

3.体験情報(Experience)=口コミ・感想など

販売者がどれだけ声高に商品の魅力を語ったところで、ユーザーは正直なところ、そこまでその話自体には興味がありません。

結局のところ、「その商品やサービスが、自分をどれだけ理想の世界に導いてくれるのか?」という点にとても注目しているのです。

そうした点に関しては、いわゆるコピーライティングの世界では「ベネフィット」という便利な言葉があります。そしてそういったユーザーにとってベネフィットを感じやすい情報というのが、この体験情報というものになります。

具体的には、

●お客様の声
●導入実績
●実践者の実績
●メディア掲載実績
●アンケート結果

といったものが挙げられます。

要するに、その商品やサービスが客観的に見て、どのような社会的な影響を与えているのかを証明する情報になります。そのため、どんなに小さなものであっても、体験情報についてなるべく揃えておきましょう。

ユーザーは結局のところ、「他の人もみんな良いと思ったもの」を買いたいと思っています。

たとえば、Amazonで買い物する際、レビューを確認してから購入する人も多いと思いますが、「他の人も支持している」という事実それ自体が、お金を払った自分自身を一番納得させることができる理由のひとつになるからです。

もしこれから初めて販売開始する商品やサービスであれば、こういった実績はゼロであることがほとんどですが、販売していく中で、必ず購入してくれた人の体験情報を集める仕組みを作っておくことも大切です。

4.会社情報(Company)=販売者の情報

これらの情報は、一見地味なものですが、特にLPを積極的に広告出稿する際に、法律や倫理上、必要になる情報です。

●会社概要
●プライバシーポリシー
●特商法
●配送情報
●営業時間
●受付時間

といったものになります。

プライバシーポリシーなど、後で顧客からおかしな指摘を受けないためにも、こういった法律に関する情報はしっかりと用意しておきましょう。

また、これらの情報は、購入を決断したユーザーも意外と細かい部分まで求めています。

以上、ランディングページを制作する上で必ず必要となる情報について解説してきました。自分の商品やサービスをランディングページで販売したい、でもどのように伝えたら良いのかわからない・・・という場合は、お気軽にご相談して頂ければと思います。

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